壮年会 夏の日帰り旅行

 

2023年8月27日 日曜日

東京駅23番線 北陸新幹線ホーム






新幹線「かがやき521号」に乗って、いざ長野へ出発!




1時間25分で長野に到着。あっという間です。



長野駅東口へ出て、少し歩きます。



レンタカーを借りました。



まず本願寺長野別院へ参拝します。



御本堂は左の大きい建物です。
1階はピロティで駐車スペース、2階が御本堂
3階は納骨所なのだそうです。


長野別院となったのは大正14年
現在の立派な建屋は1974年 親鸞さまご誕生800年の時に建立。


「讃仏偈」をおつとめ





長野別院をあとにして善光寺参道へ出ます。


駅前から北に向かってまっすぐ参道(中央通り)が伸びています。


善光寺まで緩やかに坂をのぼる道です。


中程の交差点に道路元標がありました。





塔頭寺院が軒を連ねる参道
仁王門の手前すぐのところに堂照坊はあります。





朝一番は爽やかでしたが大分暑くなってきました。
御本堂にお参りいたします。


坊守様からいろいろなお話を伺いました。


親鸞さまが善光寺参拝された時この堂照坊に百日間逗留したのですが、


逗留中戸隠山参詣の折、笹の葉で六字のご名号を為したのだそう。
それを写した掛軸がありました。厨子のなかの黒い軸がそれです。



こちらは親鸞さまの歯。

堂照坊二十四代御住職が京都で親鸞さまとお話しのとき、歯が落ちたのだそうです。




さて、
仁王門を越えると善光寺仲見世が続きます


陽射しがなかなかに強い。 暑い。




善光寺山門 大きい建物です。
額の”善光寺”の文字に五羽の鳩が隠れているという。


善光寺御本堂 さらに大きいです。圧倒されます。





御本堂向かって左手には経蔵



そのまた隣、松の木に囲まれて親鸞さまが御坐します。










いつもお会いする親鸞さまと少し趣が違います。
旅姿でなく、御手には松の枝が。

       


・・・・・


信州といえば蕎麦、ということでお昼はお蕎麦をいただきました。








・・・・・


さて続いてお訪ねしたのは長命寺様
當光寺とはご縁の深いお寺なのです。


二十四輩第七番 足立山長命寺
お寺の縁起を坊守様に、くわしくお話ししていただきました。


ご開基西念坊さま百七歳のとき、本願寺三世覚如上人とお会いになって
いただいた寺号、それが”長命寺”とのこと。壮大な時の流れを感じます。


特別にお内陣にも上がらせていただきました。


開基西念坊さまの御木像。




それにしても御本堂の堂々たる佇まい 圧巻です


ついつい写真を撮る一行



経蔵を特別に開けていただきました!


輪蔵の書架です。どんなお経さんが収蔵されているのでしょう。


お話ししたいことは沢山、
でも時間はいつだって足りないのです。





そっと親鸞さまがそばにいらっしゃいました。



・・・・・


市内から山あいへ車を走らせて柏原まで来ました
次にお訪ねしたのは明専寺様


ひっそりとしています。お寺の方がご不在のようです。


”ご自由に”とありましたので、御本堂にお参りいたしました。




当地は俳人小林一茶ゆかりの地で
それにちなんだ展示がされていました。


           


明専寺近傍にある 史跡小林一茶旧宅    


この質素な土蔵が、一茶終焉の家。


ここ柏原が一茶のふるさと、50歳でこの地にもどり暮らす。
65歳のとき柏宿の大火で母家を失い、この土蔵に住むが


その年の冬、生涯を閉じた。


隣にお堂がありました。






・・・・・


今日は一日、おつかれさまでした!



あっという間でしたが、忘れられない旅になりました。



以上で夏の旅はおしまい。


ご参加・ご協力いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました。


(事務局 山中  /  写真提供 永田)



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